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外国人福祉士を容認!?
06年08月30日
政府の規制改革・民間開放推進会議は2006年7月31日、社会福祉士と介護福祉士の分野で外国人労働者の受け入れを検討する ことなどを求めた中間答申を発表しました。
中間答申は年末にまとめる最終答申に先立つものです。
理由は高齢化社会の進展に伴って「介護分野の労働力需要が高まると予想される」ためです。
日本での国家資格取得を前提とした受け入れで、平成18年度中に結論を出すよう求めています。
東京医療福祉の体験入学してきました!!

初めてのおつかい。ではなくて、初めての介護福祉士の体験入学です!介護福祉士にはとっても興味があるけれど、実際どんな雰囲気なんだろう…
そわそわしながら本郷三丁目の駅から三幸学園校舎まで向かうとの入り口付近でなにやら人集りが見えてきました。それは、先生や生徒さんが参加者のために出迎えていてくれたのです!(見る限りなぜかきれいな方ばかりです。)
風船がかわいらしくちりばめられたゲートを潜りいざ三幸学園へ突入!!
説明会

まず着席したら、体験入学の説明会の始まり始まり~。生徒女の子だけではないけれど、構内はとてもきれいで、温かい空気でいっぱいです。
始めは体験入学できる学科の紹介がありました。驚いたのは介護福祉科の先生(後に登場する横溝先生)のテンションの高さ!他の学科もとっても元気があるのですが、介護福祉科はなぜか完璧にネタが仕込まれていて元気がありました。これから体験させてもらう学科ということもあり、ドキドキワクワクでいっぱいに。
その後、先生紹介・お手伝いに来てくださった生徒の方々の紹介があり、体験入学の心得のような説明があり、説明会は終わりました。
介護福祉科を選んだ女の子は3回目

そのテンションの高い先生と四名の生徒の方々に連れられて、7Fの教室までエレベーターで移動。
介護福祉科の体験授業っていったいなんだろう!?と思いながら、教室に入るため靴を履き替えます。
一緒に体験学習を受ける女の子はなんと、体験入学3回目だそうです。なぜ3回も体験するの?と疑問に思いながらも、その女の子は「絶対介護福祉科と決めているんです!」とはっきり応えていました。先生に聞くと、体験入学はリピーターが約半分もいるそうです。
私はこのときこの体験入学には何かがあると確信しました。
始めは『手話』
今日の体験学習は『手話』です。なんと生徒の方の生演奏付きです!
教室には車椅子が数台、ベッドが4台、3体の人形が和室に寝かされており、机が数台に、椅子が円になって置いてありました。しかし、なぜかその椅子の前には「小さな世界」の歌詞がホワイトボードにバーンと貼られていました。
本日は『手話』をやるそうです。
3回目の女の子は通常やる基本的なことは体験済みだったので、更に面白くてやったことも無いような体験を臨機応変に組み込んでいくそうです。だからリピーターが多いのですね。しかも!生徒の方の二人は楽器が演奏できるようで、生の演奏を聞きながら「小さな世界」と「ふるさと」の二曲の手話を覚えていったのです。また、合間合間の面白いトークで時間が過ぎるのがあっと言う間でした。
次はお風呂場

人間にとって体を清潔に保つことは重要な行動です。次はお風呂場における介護の勉強!
手話をやった隣の部屋には介護用のお風呂と一般家庭にある形のお風呂やキッチンやトイレ、その他介護の現場に想定されるような道具が置いてあり、そこで寝たきりの人をお風呂に入れてあげるという体験をしました。
まず寝たきりの方をベットに横にします。裸の状態なので、タオルをかけてあげた後、浮いてしまわないようにベットにベルトで固定します。スイッチを押すと湯船の上に移動していき、人が湯に入っていくのではなく、湯船が上がってきて更に、頭を上に少し傾かせた状態で入浴するそうです。
お湯が入ったりマッサージをしたりするイメージしながら、お湯から出で起こしてあげるところまでを学習しました。
何より、そこで起きている会話がとてもはずんでいて、終始笑いが絶えませんでした。
私はこれが介護に一番必要なことなんだと、その時初めて気が付きました。
サンフェス(三幸学園フェスティバル)のダンス見学

その後、上からなにやら「ドスドス ドドン ドスドス ドドン」と足音が聞こえてきたので、横溝先生の提案でこっそり覗きに行くことに!
足音の原因は、三幸学園の学園祭(サンフェス)のダンス練習でした。
曲の作成からダンスの振り付けや指揮・練習、全て生徒達で行なうそうです。
みんなとっても楽しそうに踊っていてこっちまでワクワクさせられました。
最後はなんでも質問タイム

最後に先生の教室まで行き、お茶を飲みながらイベントの写真を見せていただいたり、わからないことを色々聞く時間を作っていただきました。
そのときもすっかり馴染んでしまったせいか、恋話を始めてしまったり雑談をしたり、と良い意味で体験入学のイメージをガラっと崩してもらいました。リピーターが多いのも納得します。
きっと三幸学園の人たちにまた会いたくなってしまうのでしょうね。
資格取得までの道のり
「介護福祉士の資格を取りたい!!」…でも、そのためにどうすればいいのか分からないという人もいるでしょう。介護福祉士の資格を取得するためには、次の2つの方法があります。
1.介護福祉士養成施設を卒業する場合
介護福祉士養成施設に通い、卒業と同時に資格を取得できます。
大きく分けると、次の4つの方法があります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■大学や短期大学、専門学校といった2年以上の養成施設を卒業する
■福祉系の大学で指定科目を履修し、その後1年間の養成施設を卒業する
■社会福祉士養成施設などを卒業(修了)し、その後1年間の養成施設を卒業する
■保育士(保母)養成施設を卒業し、その後1年間の養成施設を卒業する
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
いずれの場合でも、卒業と同時に介護福祉士の資格を取得(介護福祉士登録簿に登録)することができます。
福祉についてのインタビュー その1
----漠然とした質問ですが、福祉とはいったいどういうものなのですか?

前山先生
そうですね。福祉とは生活にとても密着しているものです。生活に密着した衣食住を含める対人援助サービス業と考えてください。福祉を通して関わる者同士に得る物があり、障害者・高齢者問わず自分が生きている事を実感できる職業や学問サービス(ここちのよいもの)でもあります。
----では実際、三幸福祉カレッジではどのような方が受講されているのでしょうか?
前山先生 身近に介護が必要な方がいらっしゃる方や、介護関係者にお世話になった事がある方。また将来的に家族がそうなっていくかもしれないと考えている方や、社会に貢献したいと思う方。さらに人との係わり合いが好きで、影響したりされたりする事が好きな方。基本的には人が好きな方が多いのかもしれないですね。
----ということは、やはり福祉は人と人との関わりが基本なのですね。三幸福祉カレッジには色々な資格の講座があるようですが、なぜこんなに沢山の資格や講座が必要なのでしょうか?
前山先生 福祉の学問は簡単に終結するようなものではないからです。一人一人が違うように、介護者も一人一人違いますから、一つの専門的な資格だけでは通用しないのです。一人の人を介護する場合でも、その一人が「高齢であり、障害を持ち、病気を持っている人。」でしたら、高齢者を学び、障害を学び、病気を学ばなければなりません。そういう理由からいくつもの講座に分かれています。オールマイティーの講座では学問が浅すぎてしまうので、一つ一つの講座に専門性を持たせ、「一人の人を大事に介護したい」と思う人がそれぞれ必要な講座を受けられるようにしています。
----ホームヘルパーが介護福祉士に移行すると聞いたのですが、それについて詳しく教えてください。
前山先生 ホームヘルパーは基本的に無くなるというより、「介護福祉士に向けてレベルの高い介護職を作ろう」という考えが基本なので、ホームヘルパーの勉強をしていて無駄になるということはないです。そこから介護福祉士になる道は沢山開かれているので、今ホームヘルパーを取ることはとても有利です。
----介護福祉士に一本化されるならホームヘルパーの資格を取る意味が無いと思っていたのですが、逆に有利になるのですか?
前山先生 はい。介護福祉士になれるルートが沢山用意され、試験を受ける上で色々なものが免除※1)になってくるため、今ホームヘルパーを取っているほうが有利です。つまりホームヘルパーの資格が無いと、基本的に専門学校に行ったりしなければならなくて、資格取得のハードルが高くなってしまうんですね。だから身近なホームヘルパー二級から取得し実習を重ねてから介護福祉士を目指していく道のほうが、働く社会人としては実践を踏みながら学んでいけますし、介護福祉士の資格を取得しやすいと思いますよ。
----やはり受けられる方は社会人の方が時間の合間を縫って取得を目指す方が多いのですか?
前山先生 社会人の方でも本当にじっくり学びたいという方は介護福祉士の専門学校に通うのでしょうが、二年間お金と時間をかけて学ぶことは働いている人にとっては現実的には難しいと思います。介護の入り口としてホームヘルパーになるために時間と料金は専門学校より短期で安価ですから、まずは介護職としての資格を得て、より専門的に一生の仕事としてお考えの場合、介護福祉士のテストを受ける方が身近なのではないでしょうか。そういう点からも社会人の方のホームヘルパー受講者は多く、仕事をしながら資格を取り、仕事をしながら実践を重ね、研修を受けて、介護福祉士になる方が多くいらっしゃいます。ホームヘルパー二級というのは実践的なものですし、現場のレベルはすさまじく高いので、みなさんとても勉強されていると思います。
----その「レベルが高い」というのはどういった観点からそう思われるのですか?
前山先生 介護保険制度が始まって5年経ちますが、実践の中で多くのケースに出会い、又、利用者と自分を高めるため、色々な研修を受け学ばれている方がとても多いということを感じています。介護保険制度により沢山の研修制度が年々整っていますし、民間でも専門性のある講座が沢山あるので、全体的にもっと学んでいかなければ介護利用者に対してサービスが出来ない事を感じているからだと思います。
突撃☆インタビュー2へ続く。
※1)ホームヘルパーの資格を持っていない場合
⇒介護職員基礎研修を500時間受けなければならない。
(講義・演習が360時間、実習が140時間)
ホームヘルパーの資格を持っている場合
⇒以下のように講義と演習や実習が免除される。
●ヘルパー2級修了者で実務経験1年未満の方
→講義と演習の150時間免除
●ヘルパー2級修了者で1年以上の実務経験者
→講義と演習の210時間免除で実習はすべて免除
●ヘルパー1級修了者
→講義と演習の300時間免除、実習はすべて免除
(2006年1月現在)
福祉についてのインタビュー その2
人間関係と介護の関係
----私の母が実際にホームヘルパー二級を持っていて、実際に仕事や家事をしながら合間を縫って資格を取ったので、「手軽なもの」だと思ったのですが。

前山先生
そうですね。例えば、難しい法学や科学の実験のレポートを書くより、介護自体が生活の延長上で人と関わりつつ学び取っていくものなので、取得しようと思えば誰でも目指し資格を手にすることが出来ますね。
----実際に母は調理補助から入ったのですが、仕事をしていくうちに「排泄や他のことも手伝いたい。」という気持ちになり、介護の幅を広げるために資格をとったそうです。
前山先生 そういう気持ちが大事で、利用者のことが見えてくると「もっと安心した介護をしてあげたい」という思いが自然と芽生えるんですよね。ホームヘルパーの仕事は、本来そういう気持ちから広がるんです。
----やっていくうちに自分に足りないものを発見し、より良い介護を目指す。だから、沢山の資格や沢山の講座があるんですね。
前山先生 人間の関係って終わらないんですよ。今日が良くても明日はダメかもしれないし、築き上げたのに一瞬にして崩れる場合もあるでしょう?だから、人間関係と介護の関係っていうのは終わらないんです。
----確かに一日として同じ日は無いですよね。
前山先生 そう、状態も気持ちも常に変わります。介護についても二度と同じものを提供できません。会話も違うし、対象も違う、状態も違うので、それを昨日と全く同じようにはできないです。そこをちゃんと観察して、昨日と同じ事をするには何が必要で何を実行するか。こういう考え方は専門性と技術を学んでなければできないことですよね。そうして学んでいくとまた未熟な自分が見えてくるんですよ。
----では、まず身近な人に対して自分が出来ることから実行し、そこから得るものや足りないものを見つけて介護の道に進む方がいいのでしょうか?初めから大きく考えてしまうととっつきにくいような気がするのですが。
前山先生 たぶん自然とそういう(助けたい)気持ちになる人が介護の道に進むのではないでしょうか?身近に介護が必要な人がいても、介護に関してはまったく興味がないような人なら介護の道には進まないと思います。だからどういう進み方がいいとか悪いとか、強制はできないですね(笑)
----自分の心の中に芽生える気持ちが一番重要なのですね。
前山先生 あと、満ち足りてない人が癒されたいと思って受講する方もいらっしゃいますね。職場で挫折を感じたり、人間味を感じない仕事に嫌気がさした、という動機で転職を考え学びに来る人もいます。動機は人それぞれですが、携わってみて一生この仕事が“天職”と思う方もいらっしゃいます。福祉業界へのハードルは他業と比べとても広く入りやすいと思いますよ。
----実際生活の延長上なら、「将来必ず直面するものでもあるし私もやってみようかな」と思ったりします。
前山先生 なかなか人の言葉で自分の価値観は変わらないと思いますが、自分の価値観や人生を研修の学びを通して変えることはできるんです。各講座には当事者の方がいらっしゃって、実際にメッセージを送るんです。ですから、学びのきっかけは「福祉を学びたい。」というより「人生で何かを得たい」という気持ちだけでも充分です。福祉は特別なものじゃないから。みなさん目に見える技術を福祉と考えがちですが、介護福祉とはそれだけではなくて誰もが暮らしやすくするための学問であり、考え方のことです。当事者であると、見た目でわかる人だけではなくて、内面に障害を持っている方も沢山いらっしゃり、「そういう人がいる」という視点を得るだけでも、世の中の見え方が変わってくると思いますよ。さらに、対人サービスのコミュニケーションの方法も学習するので、福祉だけの学問に特化していないんです。こうして「うんうん。」とうなずいて傾聴するようなノンバーバル‐コミュニケーション※2)の方法や心理学も含めて広く学習します。
----人と人が直接関わる分野ですのでその能力が一番重要になってくるのかもしれませんね。
前山先生 例えば、私たちは成功者に憧れ、そういう人を目指して向上しようとします。下を見て自分を慰めるということはするけれど、下を目指すということはほとんどしません。でも、本来人間は全て対等。福祉は実際に「対等な人の中から良いモノを導き出して影響し合える」ということを学べる世界でもあるんですよ。相手をきちんと見極めることが出来て、いいところを受け入れていくという姿勢が福祉の学問の一つです。
----学びながら、自分を変化させていくのでしょうか?
前山先生 つまり、自己覚知です。相手を理解するのではなく、自分を冷静に見つめ直す。自分自身の考え方の傾向を知ることです。そして自分を変えることが福祉のもっとうでもあります。自分の行動・考え方・感情・決定すること・身なり、全てを客観視して、自分を変えてから相手を見て関係を作っていくことが福祉です。
突撃☆インタビュー3へ続く。
※2)ノンバーバル‐コミュニケーション【non-verbal communication】
・言葉を用いないコミュニケーションの総称。写真・イラストレーションからジェスチャーや音楽まで、
さまざまな伝達方法がある。
福祉についてのインタビュー その3
思考は常に柔軟に
----なるほど。まず原点はそこからなのですね。
前山先生そうです。慈愛に満ちたものを与えることが福祉ではないんです。 例えば、円い好きなケーキを想像してみて、その現状を話すんです。半分ぐらい食べた時「あと半分もある」と考えるか、「あと半分しかない」と考えるかの違いだけですが、「あと半分もある」と考えた人は「あと半分しかない」と考えることも必要だし、逆に「あと半分しかない」と考えた人は「あと半分もある」と考えこるとも必要なのです。つまり、福祉は広い視点で相手を見ることが必要で、且つ人を理解するための幅を広げる学問になります。考え方の違いで人の気持ちがわかり、状態がわかり、良い関係が作れるのです。
----「食べたい!」という自分の気持ちだけでケーキを見るのではなくて、どこかで客観視することが必要なのですね。
前山先生 そう、事実はどのようにも捉えることが出来ますし、想像や相手との接し方は考え方によって変わってきてしまうものです。ですから、自分自身のことを良く知らないといいサービスは提供出来ません。 私たちの“文化”に対する考え方も同じことが言えて、このような身なりをして挨拶をすることが違う文化の人から見ると不自然に思われるかもしれないですし、私たちが失礼だと思っていたことが、実はそうではないことは沢山あると思うんです。つまり、このような考え方は全てに通じますよね。
----今お話をお伺いして、このことは会社内でも活かせるのではないかと思いました。「福祉・介護」とい
う自分の生活から隔離して考えていたものを普段の生活から実践できそうですね。
前山先生 そうですね。同じ職業を何年もやっているとその職業を自分の中に埋め込んでいくようになり、私もそうですが、会社のモラルになってしまうのです。違う価値観で相手を見る事がなかなか出来なくなってしまうでしょう。
----普段の生活から実践できると思えば、福祉への間口がとても広がりますね。
前山先生 だから障害を理解することは特別なことではなくて、高齢者も障害者もみんな同じです。人工呼吸器をつけている人に対して「会話が困難なためどう接すればいいのだろう?」とか、手に障害を持つ人に握手を求めようとする時、「手が動かないからダメだろう。」とか色々考えてしまい、多くの方がうまくコミュニケーションがとれなかったりしますが、そういうことは関係ありません。障害が先にあって、障害の知識や技術の中でその人とコミュニケーションをとろうとするのではなくて、個々それぞれ、人が人として接する事が基本なのです。
----福祉の方は心が大きく広いように感じます。
前山先生 でも、福祉も現場側だけではダメで、色々な学びをしていかないと偏った人間を作ってしまうんです。会社組織でもそうですし、同じ職種で似たような人が多いのはいい例ですよね。やはり、自分の中で変えていくために自己覚知が必要です。その為にも色々な講座を準備し、さまざまな情報から偏った専門をつくらないように自分を固めないようなものを経験していくべきだと思います。
----逆に今福祉に関わっている方もどんどんこういったものに参加するべきですね。

前山先生
そう!どんどん関わってください。同じ職場にいると自分の考え方が凝り固まってきてしまいますから。人間は人格が固まるから個々の特性になると思うのですが、思考は常に柔軟にしておかないと色々なものが見えなくなってきてしまうんです。例えば、これ(目の前の紙コップを見て)の中身はお茶ではなくて、お菓子が入っていてもいいと思いませんか?
突撃☆インタビュー4へ続く。
2.国家試験を受験する場合
受験資格を満たした人が、国家試験に合格することで資格を取得できます。
介護福祉士国家試験を受けるためには、次のような受験資格を満たしている必要があります。
・介護などの業務に3年以上従事している
・高等学校の福祉科福祉コースを卒業している
●介護などの業務に3年以上従事している
3年以上というのは、次のように期間と日数から判断します。
従業期間(資格の対象となる、施設および職種での在職期間):1,095日以上
従事日数(実際に介護等の業務を行った日数):540日以上
※年次有給休暇・特別休暇・研修などにより、実際に介護業務を行わなかった日数は含まれません。
実務経験による受験です。期間と日数については、基本的に筆記試験前日までに満たしていることが必要ですが、例外的に筆記試験前日までに期間と日数を満たす「見込み」がある場合は、「実務経験見込み」として受験することが可能です
●高等学校の福祉科福祉コースを卒業している
NHK学園高等学校などで実施されている通信制を卒業した場合も、この条件に該当します(2008年現在、該当する通信制の学校は6校あります)。
なお、次回も受験する場合には受験票をしっかり保存しておきましょう。その受験票は、「実務経験証明書」「卒業証明書および履修証明書」に代えることができます。
介護福祉士・社会福祉士・ホームヘルパーの違いは?
介護福祉士と社会福祉士のどちらも国家資格であるのに対し、ホームヘルパーは厚生労働省が認定した事業者の講習を修了することで資格が取れる公的資格です。
介護福祉士は別名「ケアワーカー」とも呼ばれます。その仕事は高齢者や身障者の食事・入浴・排泄などの直接介護、さらにその家族に対して介護に関する相談や指導を行います。
社会福祉士は別名「ソーシャルワーカー」とも呼ばれます。その仕事は高齢者や身障者の福祉に関する相談、助言やアドバイスなどを行います。
ここから、介護福祉士が実際に介護を行うという実践介護の要素が強いのに対し、社会福祉士はカウンセラー的な要素が強いといえます。
またホームヘルパーは別名「訪問介護員」と呼ばれます。高齢者や身体障害者の家庭を訪問、日常生活全般の援助を行う職業です。仕事の内容は介護福祉士とほとんど変わりませんが、介護福祉士では老人や身体障害者などの施設に勤めるなど、活躍の場が広くかつ待遇もいいケースが多いです。
介護福祉士の資格を得るためには実務経験が必要なの?
受験する場合には、基本的に実務経験3年以上か、高等学校の福祉科福祉コースを卒業していることという受験資格を満たす必要があります。
ただし、次のように介護福祉士養成施設に通い、卒業と同時に資格を取得するという方法もあります。この場合、実務経験をしたのと同等のスキルが身についていると判断されるのです。
・大学や短期大学、専門学校といった2年以上の養成施設を卒業する
・福祉系の大学で指定科目を履修し、その後1年間の養成施設を卒業する
・社会福祉士養成施設などを卒業(修了)し、その後1年間の養成施設を卒業する
・保育士(保母)養成施設を卒業し、その後1年間の養成施設を卒業する
介護福祉士の国家試験合格率ってどれくらい?
平均の合格率は40%~50%の間となっています。
自己管理が難しいことや勉強方法に偏りが出てしまうなど、独学で合格するのはなかなか困難なようです。
やはり介護福祉士になるためには、専門学校や介護福祉士養成施設に通うのが近道かもしれません。特に介護福祉士養成施設の場合、最短2年で卒業でき、それと同時に資格を取得することができます。
指定養成施設って何ですか?
簡単に言うと指定養成施設とは、言わば厚生労働大臣から介護福祉士を育てるに至るしっかりとしたカリキュラムを組んでいると認められた学校です。
この学校のカリキュラムを履修し、無事に卒業すると、卒業と同時に介護福祉士の資格を取得することができます。
高校を中退していても、指定養成施設への入学は可能ですか?
指定養成施設に入学する場合、高等学校卒業以上かそれに準ずる学歴が必要となります。この場合、大学入学検定試験に合格して入学するという方法もあります。
国家試験の受験資格に学歴は関係あるの?
次の条件を満たしていれば誰でも受験することができ、学歴を問われることはありません。
・介護などの業務に3年以上従事している
・高等学校の福祉科福祉コースを卒業している
介護福祉士資格試験日程
第22回介護福祉士国家試験の日程です。(予定)
(1)筆記試験
(次回は平成22年1月31日を予定)
(2)実技試験
(次回は平成22年3月7日を予定)
次回の受験申込書の受付(提出)期間は、平成21年8月上旬から9月上旬の予定です。
過去の日程
第20回(平成19年度)介護福祉士国家試験の日程と詳細について。
(終了済)
(1)筆記試験
平成20年1月27日(日曜日)
(2)実技試験
平成20年3月 2日(日曜日)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■試験科目
(1)筆記試験
試験科目は次の13科目です。
・社会福祉概論
・老人福祉論
・障害者福祉論
・リハビリテーション論
・社会福祉援助技術(演習を含む)
・レクリエーション活動援助法
・老人、障害者の心理
・家政学概論
・医学一般
・精神保健
・介護概論
・介護技術
・形態別介護技術
(2)実技試験
筆記試験の合格者のみ、受験することが可能です。
・介護等に関する専門的技能
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■試験時間
(1)筆記試験
1.午前10時00分~11時35分
2.午後1時30分~3時25分
(2)実技試験
筆記試験の合格者に別途通知されます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■試験地
(1)筆記試験(19か所)
北海道、青森県、宮城県、埼玉県、千葉県、
東京都、神奈川県、新潟県、石川県、愛知県、
京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、
香川県、福岡県、鹿児島県及び沖縄県
(2)実技試験(12か所)
北海道、青森県、宮城県、東京都、石川県、
愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、
鹿児島県及び沖縄県
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■受験手数料
12,800円
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■受験申込書の受付(提出)期間
毎年8月上旬~9月上旬頃
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■合格者の発表(3月末)
「(財)社会福祉振興・試験センター」のホームページにて合格者と問題の正解が掲載されます。また、合格証書については、合格者に郵送されます。
介護福祉士について
介護福祉士は、「社会福祉士及び介護士福祉法」(昭和62年制定)により誕生した国家資格で、別名「ケアワーカー」とも呼ばれています。ちなみに、社会福祉士の別名は「ソーシャルワーカー」です。
介護福祉士の仕事は、身体的あるいは精神的に障害がある方の食事・入浴・排泄などの介護や、本人や家族の精神面のフォローを行います。資格取得により、介護の専門知識と技術を有することが認定されます。
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■主な職場
・特別養護老人ホーム
・身体障害者施設
・重度身体障害者授産施設
・救護施設
・社会福祉協議会
・老人保健施設
・民間の福祉関連サービス会社
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■雇用形態
正社員、契約社員、非常勤のパートなど様々です。
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■ホームヘルパーとの違いは?
仕事の内容に関して、両者にこれといった違いはありません。ただし、「資格の種類」と「活躍できる場」という点で異なります。
・介護福祉士
試験に合格することが必要な国家資格です。施設や福祉関連サービス会社など活躍できる場も幅広く、待遇もホームヘルパーよりいいケースが多いようです。
・ホームヘルパー
厚生労働省が認定した、講習事業者の講習を修了することで取得できる公的資格です。基本的に、高齢者や身体障害者の家庭が活躍の場となります。
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詳しくは資格取得までの道のりをご覧ください。
福祉についてのインタビュー その4
自分自身を一番高めている
----前山先生は福祉に関わって何か思うことはありますか?

前山先生
色々な障害があって色々な人が生きている事を改めて実感します。
人間は一人じゃ生きていけない。そして普通の人間なんていない。むしろ普通なんて存在しないんです。
だから福祉は人を理解する意味で、先程も言いましたが、全部の事柄に繋がってくるんですよ。
----今こうしてインタビューをしている私も、福祉を勉強してみたいと思いはじめています(笑)福祉に関わっている方はほんとにすごいです。
前山先生 なんだか気どってきちゃいますね!
----一同爆笑。
前山先生
こういうことを言えるのも、みんな(インタビューのメンバー)が見えてきたからですよね。
緊張しあうとなかなか見えてこないものなので。でも、福祉は初対面の人に自分をさらけ出して行なう仕事です。
人間の羞恥心を取っ払って今まで築きあげたものを全部相手に委ねるのだから、自分にそれなりのものが出来てないと相手にさらけ出すことは出来ないです。
私たちは自尊心から恥ずかしいところなどはさらけ出さないでしょう?例えばトイレに行ったところとか。
----それは、そうですね(笑)
前山先生 でも、それを全部見せないと生きていけない人たちがいて、それを私たちは受け入れていかなければいけないという現実もあるんです。
-----自分をさらけ出すって勇気がいります。
前山先生
そう、今の世の中自分をさらけ出せない人が多いですよね。要は見られたくないからだと思いますが。
私は福祉に関わって、恥部までさらけ出して人間は死んでいかなくてはいけない、という現実を見たときに、そのプライドはなんだろう。と考えたら、自分を受け入れてない人のプライドなのかなと思ったんです。だらしがない人を見て軽蔑なんてしません。色々な面すべてを含めてその人なのだから、それをいいとか悪いとか評価はしない。そんなことをしていたら介護はできないです。
全てを受け入れた中でサポートをし、「この人が生きていてよかったなぁ。」と心から思えて、その人は「前山さんと一緒にいれてよかったなぁ。」と思える瞬間を私は築き上げたいです。今、難病の人と関わっているんですが、私はその人の病気を治すことも、命を延ばすこともできない。だから彼に会う時はいつも「会えてうれしい。」と言い聞かせるのです。
彼は素直な目で、私の持っている技術や知識を見るのではなく、心の奥底にある私自身を見極めようとします。真剣に生きていてあとわずかな命の時は、俗っぽいものすべてをもぎ取られ、真実を見極められるものなのです。
社会性を培ってきて、私利私欲が高まっているときは、逆にそういうものが見えないもの。
そんな時に心のない会話をされても気持ちは通じないですし、真剣に心の底から一緒にいる時間を充実したものにするためには、毎日が真剣勝負ですよ。
----うわべだけの関係では福祉の仕事は出来ませんね。
前山先生
でもそれだけではなくて、完璧な人がいないように、私たちは常に未完成な部分を持っています。
当事者と介護者はそういった部分を優しく指摘してくれる関係でもあります。
会社の人達は、案外そういう未完成な部分をやさしく指摘してくれたりしないでしょう?
----確かに「言っていいのかな?」と躊躇したり(笑)
前山先生
言われない方が人間関係スムーズにいきますからね。
でもそういった当事者の人からのメッセージは、すんなり心の中に入って素直に受け入れられるものです。あなたは自分自身が素直になれるようなメッセージをくれる人を沢山持っていますか?
----そういわれると、極わずかです。
前山先生
だから福祉は介護者が一人の人間になるためのもので、結局自分自身を一番高めているんです。
色んな人と接し、学び、教えられて、影響されて、それを素直に受け入れられる人、それが福祉に必要な人だと思います。
----自分の弱さとも戦いながら・・・
前山先生
そう、その通り。
高齢者や障害者の方、自分が受け入れられる相手だと、自分の弱さとか至らない点をすんなり戦える手段でもあるんです。
人間、自分をそんな激しい思いまでして性格や人生の価値観を変えたいと思わないし、変えられないですよね。
---でも、変えようとすることによって成長する事は出来る…。
前山先生
そうそう!結局、人として生まれ死んでいって社会的な地位や財産はいずれなくなってしまっても、人としての豊かさは失っていかないでしょう。
『死』というものは直面するけれど、人としての豊かさを沢山肥やしに出来るところが福祉です。
---何事も終わりはないということで。
前山先生 福祉の現場は肉体労働だけではなくて、知的な面もあると思いません?
以上、三幸福祉カレッジの専任講師である前山いづみ先生のインタビューでした。 いかがだったでしょうか?
福祉ってなんだか分かっているようで分からない、身近なようで遠い存在だったものが、インタビューを終えた時、目から鱗がポロポロと落ちていき、凝り固まった私の先入観に過ぎなかったことを知りました。人間として大きくなれるよう、私も時間を作って福祉の勉強を少しずつしていけたらと思います。
楽しく明るくインタビューに答えていただいた前山いづみ先生、ありがとうございました!
介護施設でのバイト経験は実務期間として認められるの?
例え職場での立場がアルバイトであっても、「介護などの業務に3年以上従事している」といった条件を満たしているのであれば、受験することが可能です。
3年以上というのは、次のように期間と日数から判断します。
従業期間(資格の対象となる、施設および職種での在職期間):1,095日以上
従事日数(実際に介護等の業務を行った日数):540日以上
※年次有給休暇・特別休暇・研修などにより、実際に介護業務を行わなかった日数は含まれません。
詳細については、「(財)社会福祉振興・試験センター」のホームページが参考になります。
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